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白川村では、村内で合掌造民家の屋根材となる茅の循環を促し、自給率を向上させる取り組みを行っています。茅の自給に欠かせないのが刈り手の確保です。そこで、白川村と役割分担しながら、JNTが他地域の一般参加者を募り、茅刈りをイベント形式で行うプロジェクトを協働で立ち上げました。一般参加者には、茅刈りを通して村の文化に関心を持ち、できれば継続して関わってほしい-。そのような想いから、JNTでは東京を拠点に茅刈りイベントの企画をする「かややね会議」という場を設定しました。

プロジェクトを進める中で、地域貢献の一環として、資金的な支援をしてくださる企業も現れました。新たな協力者が得られ、白川村との協働関係が強まったことは、JNTにとっても大きな糧となりました。白川村・JNT両者にとって意義のある取り組みであること、かややね会議メンバーの個性が活かせる取り組みであることを大切にして、今後も茅刈りを続けていきます。