地域遺産支援プログラム 採択結果を公表しました
ニュース
JNTは、地域遺産の自立的・持続的な保存・活用の仕組みづくりを支援する新事業「地域遺産支援プログラム(愛称:トラスト・エール)」の公募採択結果を公表いたしました。
採択団体は以下の4団体です。
<2025年度採択結果>
(1)NPO法人"矢中の杜"の守り人(茨城県つくば市北条地区)
対象とする地域遺産:旧矢中家住宅 ※国の重要文化財
テーマ:「文化と防災」でつながる地域遺産保全体制の構築
※左上画像(提供:NPO法人"矢中の杜"の守り人)
(2)門脇家住宅等保存協力会(鳥取県西伯郡大山町所子集落)
※所子集落は重要伝統的建造物群保存地区
対象とする地域遺産:門脇家住宅 ※国の重要文化財
テーマ:地域を巻き込んだ重要文化財の持続可能な活用方法の構築
※右上画像(提供:門脇家住宅等保存協力会)
(3)滝上ふるさと研究会(北海道紋別郡滝上町)
対象とする地域遺産:千野家ハッカ釜
テーマ:ハッカ釜の保存の可能性を探り、ハッカ文化を活用した取り組みを模索する。
※左下画像
(4)東かがわ市引田 町家マッチングプロジェクト(香川県東かがわ市引田地区)
対象とする地域遺産:引田地区の町家(空き家等)
テーマ:引田「町家マッチングプロジェクト」事業
※右下画像
今後、当財団では各団体と連携しながら、活動を展開してまいります。
<参考資料>
●プレスリリース
担い手不足の時代にも、地域の文化遺産を次世代に受け継いでいくために。
民間の団体4者を採択し、担い手確保、資金調達、組織基盤強化、まちづくりの課題解決等を伴走支援します。
●本選考総評
