イベント JNT

8/5かややね会議 ゲストトーク　茅葺きの近現代史～茨城県旧八郷町の取り組みを中心に～

受付中

（公財）日本ナショナルトラスト（JNT）は、岐阜県白川村と協働し、2016年から「われらが紡ぐ白川郷かややねプロジェクト」に取り組んでいます。
また、プロジェクトの一環として、白川村や合掌造民家、合掌造民家の屋根の材料となる茅（＊）、茅文化に関心のある人とつながり、交流や茅刈りイベントの企画づくりをするための場「かややね会議」を運営しています。
＊茅とは、植物そのものの名前ではなく、屋根の材料となる植物の総称です。つまり、茅葺き屋根とは、植物で葺いた屋根の総称なのです。地域によって屋根の材料に使用される植物は異なり、白川村ではススキやカリヤスが用いられます。

 
今回のかややね会議は、ゲストのお話を聞く、ゲストトーク。
学生時代に茅葺きの近現代史を研究された久保田泰世さんから、茅葺きが近現代という激動の時代をどのように変容しながら生きてきたのか、建築や社会・政治などの複合的な視点での研究についてご紹介いただきます。
久保田さんは、調査対象である茨城県旧八郷町に足繁く通い、研究を進めました。その過程で感じたことや、旧八郷町での茅の取り組みも合わせてお話いただきます。
 
また、白川村の今を知ることができるコーナー「白川村だより」や、今年も開催予定の白川村での茅刈りイベントのご案内もいたします。
生活とともにある茅葺きに関心がある方、実際に茅を刈ってみたい方、白川村や旧八郷町に関心のある方、ぜひご参加ください。
 
■かややね会議の参加者はこんな方たちです■
白川村の暮らしや合掌造民家、茅葺きや茅文化に関心のある方が参加しています。
学生の他、まちづくり・文化財保護・観光・アート・市民活動・IT・教育など多様な仕事をされている20代～50代の方が中心です。
白川村以外に住んでいる方、白川村に住んでいる人、どちらも参加され、交流の場でもあります。
■われらが紡ぐ白川郷かややねプロジェクトについて■
ご紹介ページ http://www.national-trust.or.jp/pilot-chiikiisanshien/
 
■開催概要■
日時：8月5日(月) 19:30-21:30
会場：オンライン（zoom）
参加費：無料
申込方法：2種類あります（申込締切：8月4日（日））
①peatixから申込　https://kayayane202408.peatix.com
②（公財）日本ナショナルトラスト出口宛メールでご連絡ください（出口 m-deguchi★national-trust.or.jp） ★マークを@に変えてお送りください。
定員：40名
主催：（公財）日本ナショナルトラスト
■プログラム紹介■
19:30-はじまり
・かややねプロジェクト、かややね会議のご紹介
・白川村だより
19:50-ゲストトーク
・久保田泰世さんのお話
・質疑応答、意見交換
21:00-おわりに
・茅刈りイベント、JNTのご紹介
終了
【ゲスト】久保田　泰世　さん（株式会社アラウンド・アーキテクチャー）
1999年埼玉県生まれ。2024年3月に明治大学大学院 建築・都市学専攻（青井哲人研究室）修士課程修了。
修士論文は「茅葺きの近現代史－社会的・政治的・学術的文脈との交差から見る日本民家の茅葺き屋根の表象と生産体系の変容－」。2024年4月より株式会社アラウンド・アーキテクチャーに勤務。建築家との家づくりトータルサポート（不動産探し、仲介、ローンのマネジメントetc）や不動産事業の企画・戦略のコンサルティング等を行う。
【進行役】加藤　健介　さん（合同会社三画舎）
1982年生まれ。東京都国立市を拠点に「まちの入口をつくる」ための取り組みを実践している。合同会社三画舎代表。
本とまちをテーマに活動するプロジェクト「国立本店」、国立市で暮らし働く人を育む求人メディア「国立人」、色んなお店の人たちが棚をシェアして、みんなで一緒に作り上げる新しい形態のコンビニ「みんなのコンビニ」などを運営している。東京アートポイント計画事業「ACKT（アクト／アートセンタークニタチ）」を遂行する一般社団法人ACKT理事。
 
■お問合せ■
公益財団法人日本ナショナルトラスト
担当　出口
m-deguchi★national-trust.or.jp
（★を@に変えてお送りください）
 
＼＼＼皆さんのご参加、お待ちしています／／／