旧安田楠雄邸庭園「江戸園芸のいろは ~団子坂の菊人形」
終了
東京文化財ウィーク企画事業として「江戸園芸のいろは ~団子坂の菊人形」を開催します。
本郷から駒込、染井、滝野川のあたりは江⼾時代から植⽊屋、種屋が街道沿いに多く並び、大名から町人、農民まで、身分を超えた楽しみであった「園芸」文化を支えた地域です。
中でも千駄⽊の団⼦坂は、幕末から明治期にかけて「菊⼈形」⾒物で賑わいました。1860年(万延1)に団子坂の菊人形を見たスコットランド生まれの植物学者、ロバート・フォーチュンは、日本人が花や緑を愛し、上手に草花を育てる技術に驚嘆しました。
外国人をも驚かせ、幕末から明治にかけて賑わった団子坂の菊人形はその後、全国各地に散らばった菊師・菊人形師によって広がっていきます。
改めて足元の園芸の歴史を振り返り、草花を愛でる平和を考えます。
【会期】
2023年11月22日(水)〜26日(日)5日間連続公開
10:30〜16:00(入館は15:00まで)
【入館料(維持修復協力金)】
⼀般 500円
中高生 200円
小学生以下(保護者同伴) 無料
JNT会員(会員証提示)無料
【会場】旧安田楠雄邸庭園(文京区千駄木5-20-18)
<見学時のお願い>
・館内は靴下の着用をお願いします。
・大きな荷物は入口にてお預かりします。
・感染状況によってはマスクの着用、手指の消毒にご協力ください。
・37.5度以上の発熱や体調のすぐれない方は来館をお控えください。
【イベント企画】
・みんなで完成!菊人形の菊つけ体験(会期中常時・参加無料)
・菊人形スタンプぬり絵(会期中常時・参加無料)※別途入館料が必要です。
・11/23 園芸文化をたどるまち歩き(要予約)
大名庭園の名残から、かつて菊人形で彩られた団子坂、富士神社など、江戸時代からある道を歩きます。別途入館料が必要です。
11月23日(木・祝)①11時15分~、②14時00分~ 各回定員15名
参加費 1,000円(資料代、保険料含む)※館内展示をご覧になる場合は別途入館料が必要です。
お申込みは、氏名、人数、連絡先(携帯電話)を明記の上、
yoyaku@tatemono-ouendan.org までメールをお送りください。[
【主催】JNT、たてもの応援団
【協力】旧安田邸サポート倶楽部、谷根千工房、駒込環境保存会、面六 五代目・岡本史雄、谷中菊まつり実行委員会、文京建築会