現地からのメッセージ
白川郷合掌造民家
旧寺口家館長からのメッセージ
館長 野谷信二
旧寺口家は公益財団法人日本ナショナルトラストが所有する合掌家屋で、「白川郷荻町集落の自然環境を守る会」が保存管理の手助けをしています。
世界遺産登録地内にあり農山村の民家としての意匠を残す貴重な建物です。(村指定重要文化財)
内部修復・2013年には結による屋根葺きを終え、現在は元地域おこし協力隊の隊員が卒業後、荻町住民となり空き家だった旧寺口家に住み「結の精神・心がつながっていく活用」を意識して、合掌の屋根の維持管理・雪囲い作業 等は有志をつのり、模索しながら生活又は活用をして頂いています。その関係から内部は公開していませんが外観は自由にご覧頂けます。
住むことによって建物に空気が通い、旧寺口家が生きた建物としてよみがえった感じがし感謝の想いで一杯です。
今後も旧寺口家をあたたかく見守っていきたいと思います。