名勝大乗院庭園文化館
旧大乗院は、平安時代から室町時代の間、興福寺の門跡寺院として栄えた。一時荒廃した庭園は、15世紀末頃に当時随一の庭師であった善阿弥によって修復されたと伝えられる。大乗院は、明治期に入り廃寺となったが、庭園は今に残り、現在復元整備が進められている。2010年に一般公開予定。 隣接する名勝大乗院庭園文化館は、元興寺を中心とする「ならまち」と高畑界隈の中間に位置することもあり、市民・観光客が名勝旧大乗院庭園や大乗院の資料展示を見ながら気軽に休憩し、また展示室、茶室、和室、会議室などを利用できる施設である。屋外には楽人長屋土塀が復元されている。
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