知覧武家屋敷群
薩摩藩は鶴丸城を内城とし、藩内に113の外城を設け、御仮屋を中心に武家集落を造り、鹿児島に武士団を集結させることなく分散して統治にあたらせた。知覧もその外城の一つである。武家屋敷群は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、7つの庭園は「名勝」として国の文化財に指定されている。どの家も石垣や端正に手入れされた生垣のある庭園を持ち、母ヶ岳を借景に自然をよく取り入れ、町並み全体が箱庭のような趣がある。
鹿児島市(山形屋バスセンター)より鹿児島交通バス(知覧行き)で1時間15分、武家屋 敷入口前下車。鹿児島空港より空港バス(知覧経由加世田行き)で1時間10分、武家屋 敷入口前下車。指宿スカイライン知覧インターから車で15分。