油津の町並と堀川運河

油津の町は、日南市で最も繁華な町である。油津港を中心に古く奈良平安の時代から開けていた土地であり、江戸時代には伊東藩の要港として栄え、飫肥杉の積出港としての役割を担った。明治期には一層繁栄し、堀川運河の河岸に多くの商家が建ち並んだ。この油津の町の象徴とも言えるのが堀川運河と堀川橋である。堀川運河は木材の搬出を容易にする目的で、広渡川と油津の港を繋いで開削された。

名称　　　：　弁甲筏流し再現
内容説明　：　弁甲材（木材）を組み、油津港へ運搬していたもの。
　　　　　　　平成５年から、再現事業として、年数回実施している。

ＪＲ日南線「油津駅」から徒歩10分