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地域遺産リスト 西日本編
中国ブロック

 

白市の町並み

(東広島市)


東広島市高屋町白市
● 概要  

 

白市は、戦国時代に白市城が築かれたことを契機として成立したと考えられている。江 戸時代、広島藩(芸州浅野藩)南部のほぼ中央に位置し、交通の要衝でもあったことから藩内で最も大きな牛馬市がたっていた。最盛期は1日あたり500頭を超える牛馬が集まり、市が賑わったと言われている。一部の豪商は酒造業や瀬戸内での塩田を経営しており、国重要文化財の旧木原家住宅をはじめとする町並みは往時を偲ぶたたずまいを今に伝えている。また、幕末ごろから鋳物業が盛んに行われており、鍋釜や梵鐘などを数多く生産した。特に厳島神社に寄進された高舞台正面の青銅製大燈籠は彼らの最高傑作である。

● アクセス方法

JR白市駅から徒歩約20分
山陽自動車道西条ICから東へ県道59号・351号線を経て約20分、同河内ICより西へ国道432号線、県道59号・351号線を経て約20分

連絡先 (社)東広島市観光協会
TEL:082-420-0310
URL http://www.hh-kanko.ne.jp/index.html