熊川宿
〒919-1532 福井県三方上中郡若狭町熊川
熊川はもとは40戸ほどの寒村でったが、豊臣秀吉に重用された浅野長政が若狭の領主になった時、交通・軍事の要衝として熊川に対し、諸役免除した。以来、熊川は宿場町として繁栄し、江戸時代には200戸を越えていた。若狭地方は古来より、日本海で獲れた魚介類を京都に運んでいた。熊川宿はそのルートの1つである若狭街道の重要な宿場町であった。18世紀後半からたくさんの鯖が水揚げされ、大量の鯖が若狭から京へ運ばれた。これにより若狭街道が「鯖街道」と称されるようになった。熊川宿は国の伝統的建造物群保存地区に選ばれており、町並みを散策していると江戸時代にタイムスリップしたようである。町なかからは電線や電柱が見えなくなっており、空がとても広く感じられる。熊川宿を流れる前川のせせらぎも魅力的である。
京阪神方面より ◎京都東ICから西大津バイパス→湖西道路、国道161号を滋賀県高島市今津町へ→ 滋賀県高島市今津町から国道303号を小浜方面へ ◎京都市内からは、国道367号を北上、大原、途中、朽木を経て、保坂から→国道303 号を小浜方面へ ◎神戸方面からは、中国自動車道吉川JCTより舞鶴若狭自動車道を走り、→小浜西IC で降り→国道27号を敦賀方面→三宅三叉路にて国道303号を滋賀方面へ