安田邸の冬の屏風
安田邸の冬は寒いです。見た目だけでもと、茶の間に染付けの大きな火鉢を置きましたが、火がないのでやっぱり寒い(当たり前ですが)。でも年末ぎりぎりに茶の間にホットカーペットが入りました。ちょうど見学コースの中間点で暖をとっていただくことになるので、好評です。
先日、ボランティアさんから、冬の屏風のことを言われ、思い出しました。絹地に刺繍で雪を被った南天と、実をついばもうとする雀の図柄の二曲屏風です。「南天」は難を転ずるという語呂から縁起のいい図柄です。屏風の縁は斑模様のある竹でなかなか優美なものです。
12年前に初めて安田邸を訪問したとき、応接間に置かれていましたので、今回も応接間に置きました。2月一杯出しておく予定です。
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